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バンナム、「Android」市場に本格参入し独自マーケットの開発を開始

 (株)バンダイナムコゲームス(石川祝男社長、東京都品川区、以下:バンナム)は、スマートフォンOS「Android」市場に向けて本格的に参入することを明らかにした。
 独自マーケット(コンテンツ配信サイト)「バナドロイド」を開設し、アプリケーションの配信から課金システム、登録ユーザー情報などを自社で管理・運営することで、コンテンツのマルチプラットフォーム展開の強化につなげる。急速に拡大する「Android」市場に、コンテンツ提供会社としていち早く独自マーケットを開設・運営することで、市場におけるシェア獲得と市場を牽引することを目指すとのこと。夏の先行オープン、秋の正式オープンに向けて開発を進めている。
 バンナムは、「バナドロイド」の運営目的として、利用者の利便性の向上を上げている。「Android」市場はグーグル社が公式マーケット「Androidマーケット」を開設しているほか、携帯電話メーカーやコンテンツ提供会社なども独自に配信マーケットを開設し、運営することが可能となっている。このため、利用者は多種多様なマーケットから様々なアプリケーションを取得することができる。
 しかし、一方で、気軽に短時間でアプリケーションを探し出すことが難しくなってきている。バンナムでは、「複雑化している市場に対し、オリジナルコンテンツを活用したゲームや壁紙などのアプリケーションを、コンテンツ提供会社が自社のマーケットから配信することで、分かりやすく探しやすい環境を作り上げ、利用者の利便性の向上を図りたい」としている。
 また、アプリケーションの配信、運営、課金システムまでを自社で一元管理することで、事業のスピード化を図るという狙いもある。

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