ボーネルンドが教育施設向け大型遊具を販売開始
教育玩具の輸入・開発・販売を行っている(株)ボーネルンド(中西弘子社長、東京都渋谷区)は、オランダの屋外遊具メーカー「ブール社」の大型遊具の発売を開始した。
ボーネルンドは、これまでも屋内遊戯施設「キドキド」の一部店舗で同社製品を導入していたが、今回、遊具と自然を融合させて多様な経験ができる環境をあらゆる場所に提供したいという方針から、教育・保育施設向けに、生木を活かしたこれらの製品を提供する。
この「ブール社」の製品は、運動不足が社会問題化するオランダで、強制的な「運動」でなく自由な「あそび」のなかで「健康に動き、育つ権利」を保障するというビジョンで開発されているという。子ども向け遊具からストリート・ファニチャーまで幅広い製品を手がけている。
今回、ボーネルンドが販売開始する商品は、3つのラインアップで構成される。
(1)木の質感をそのままに活かし、手作り感のある風合いやフォルムを持つ「アドベンチャー・シリーズ」の「バードネスト・ブランコ」と「フォレスト・ツインタワー」。
(2)都会的な風景になじみ、洗練されて耐久性があり、子ども自身が遊び方を開発する「パイオニア・シリーズ」の、平均台「プレイチェーン204」(対象年齢3歳頃~)とジャングルジムの「ディオクレス002」。
(3)花の取引量世界一のオランダにおいて、カラフルな花で人を楽しませる「ストリート・ファニチャー」の、フラワープランター「ミランダ」「フェンロ」、ベンチ「セディス」「レジデオ」。