天上山公園カチカチ山ロープウェイ展望台に「たぬき茶屋」が登場
富士急行(株)(堀内光一郎社長、山梨県富士吉田市)では、3月24日、河口湖畔の天上山公園カチカチ山ロープウェイの展望台に「たぬき茶屋」をオープンした。
ロープウェイにある天上山は、雄大な富士山と河口湖畔を正面に見ることのできる眺望の名所で、山梨百名山の1つである「三ツ峠山」の登山口でもある。また、太宰治の小説でも有名な「かちかち山」の舞台といわれており、イメージキャラクターとしてタヌキとウサギをゴンドラや駅舎などに使用してきた。
「たぬき茶屋」は、天上山を訪れる人々の憩いの場となるよう“峠の茶屋”をイメージした、日本情緒を感じさせるデザインの建物となっている。茶屋に相応しく、炭火を使ってその場で焼き上げる串団子「たぬき団子」や、ジャガイモを鍋で煮詰めた田舎料理「カチカチ山の甘辛いも」などの軽食類を始め、富士山やカチカチ山に関する各種お土産を取り揃えている。
また、登山者や観光客の安全や健脚を祈願して、昔話「かちかち山」に登場する“うさぎ”をご神体とする神社「うさぎ神社」も併設している。
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富士急行が運営する富士急ハイランドでは、4月1日にエイプリールフール特別企画「史上最大のいたずら大作戦」を実施した。
同企画は、「富士急ハイランドを使ってやってみたい大々的な“うそ”や“いたずら”」を一般から事前に募集し、当選者を「いたずらプレゼンター」としてエイプリールフールの日に招待し、富士急ハイランドの協力のもとで当選した“うそ”や“いたずら”を実際に行うというもの。2月14日のバレンタインデーで好評だった「富士急ハイランドでやってみたい特別な告白」に続く来園者参加型事前募集企画の第2弾である。