セガ、中国向けゲーム機でネットワーク対戦を実現
(株)セガ(臼井興胤社長、東京都大田区)はアミューズメント施設向け人気レースゲーム「頭文字(イニシャル)D ARCADE STAGE 6 AA」の中国国内向け製品で、店舗間のリアルタイムネットワーク対戦を実現した最新作「世嘉 头文字D ARCADE STAGE 6 双重皇牌 全国对战版」を12月10日より中国国内で稼働開始する。
中国国内店舗間において、リアルタイムネットワーク対戦が可能なアミューズメント施設向けゲームの提供は、日本企業で初めてである。同社が日本国内で採用している通信システムのノウハウを活かして、中国国内の通信環境においても快適に動作するリアルタイムネットワークのシステムを新たに構築した。
最初は、中国国内28店舗において125台が稼働を開始。12年夏までに350店舗で1500台の稼働を目指している。
また、リアルタイムネットワーク対戦対応タイトルの第2弾として、12年3月には、アミューズメント施設向けトレーディングカードゲーム「覇・三国志大戦2」が稼働する予定となっている。今後もセガは「中国市場において、当社の製品価値を高めるサービスを提供し、高成長を続ける中国・アジアエリアにおいて積極的に事業を展開していく」としている。