東京タワーが「景観案内」アプリサービスの提供開始
(株)夢現舎(飯田公司社長、東京都八王子市)は、東京タワーの日本電波塔(株)(前田伸社長、東京都港区)の要請により、(株)芳和システムデザイン、(株)アウリスの協力で、iPhoneのiBeacon機能を利用したアプリを開発、サービスの提供を開始した。
この東京タワー「景観案内」アプリは、「高さ150mの大展望台をもっと楽しむ!」をコンセプトにして、大展望台1Fと2Fで楽しめる無料アプリ。外国人も対象として4か国語(日・英・中・韓)で情報提供ができる。
このアプリをインストールしたiPhoneを持ち歩き、8方向に設置したビーコン発信機に近づくと、その方角から見える景観と関連情報がスマホ画面に表示され、操作により建物などの情報を調べることができる。晴れていても曇っていても、昼間でも夜間でも、東京タワーの景観を楽しめるというものだ。
これまで、iBeacon機能を用いた同社の提供するデジタルサイネージのアプリとして、すでに、よみうりランドの「ジュエルミコンシェル」アプリや、江ノ島電鉄「江ノ電なび」アプリ、小田原市「小田原城ガイド」アプリなどが開発され導入されており、今後も幅広い活用が期待されるという。