アミューズメント・エンターテイメント総合情報

Archives

ナムコが店舗節電で直営店設置のスウィートランド照明をLEDに

 (株)ナムコ(萩原仁社長、東京都港区)は、環境保全対策の一環として全国の直営アミューズメント施設に設置しているゲーム機の照明をLEDに交換し、施設運営における電力消費の削減を図る。

 今回この対象としたのは(株)バンダイナムコゲームスのプライズ機「スウィートランド4ブライトバージョン」。同機種の上部のドーム内には、1台につき4灯の蛍光灯(定格消費電力27W)が装備されている。これを、同社独自の仕様によるLEDモジュール(定格消費電力12W)に交換する。

 対象となる同社保有ゲーム機は556台で、全部で2224灯をLED化することにより、1年間で約21万9千kw/hの電力を削減し、約102.6tの二酸化炭素を削減することが可能となる。

 バンダイナムコグループは「楽しみながら楽しい未来へ」をコンセプトにCSR活動を展開しており、今回の施策もその一環。ナムコが運営する全国約200か所のアミューズメント施設において、CO²削減など省エネを推進する。

 最近のゲーム機ではLED照明を採用したものが主流となってきているが、店舗に設置された定番機種では、LED普及前から使い続けられているものも多い。同社の既設ゲーム機を独自にLED照明化する施策は、2010年に実施したクレーンゲーム機4279台の一斉転換から始まり、大型・小型メダルゲーム機などにも対象を広げて継続しており、今回の施策を加えた消費削減量の合計は、約331万5千kw/h、二酸化炭素で約1326tとなる。

 ナムコは、他にも化学物質管理や省資源、リサイクルなどに基準を設定し、さまざまな観点から環境に配慮したAM施設を今後も追及するとしている。

 

[`yahoo` not found]
GREE にシェア
LINEで送る