ボーネルンドが復興庁主催の「子どもの遊び場づくり」イベント
(株)ボーネルンド(中西弘子社長、東京都渋谷区)は、復興庁岩手復興局が主催する「子どもの遊び場づくり」イベントの運営事業を受注した。これにより、同社は10月6日~8日に岩手県釜石市の中妻体育館において、子どもたちが体を動かして楽しむことのできる屋内遊び場を企画、運営する。
これは、復興庁の「民間企業等と連携した子供の遊び場づくりモデル事業」として実施されるもの。東日本大震災により甚大な被害を受けた岩手県の沿岸部では、仮設住宅が公園や学校の運動場に建設されるなどにより、子どもが自由に遊べる場所が不足している。今回のイベントにおいては、年齢や発達段階別に多様な楽しみ方のできる室内遊び場を、体育館の約650m²の敷地内に設置し、沿岸部に住む子どもたちに「心も頭も体も解放して」遊ぶ機会を提供する。
このイベントを通じて、
(1)参加者に対するアンケート調査を実施して、子どもを取り巻く環境におけるニーズを抽出し、実施可能な施策を検討すること。
(2)今後の子どもの遊び場づくりに関する支援について、復興庁が需要と供給のマッチングを図り、より効果的な子供支援を展開すること。
――の二点が目的とされているという。
同社は、大震災以降、福島県を中心に室内遊び場イベントや常設室内遊び場のプロデュースを実施してきている。
■復興庁主催「子どもの遊び場づくり」
場所:釜石市中妻体育館
期間:10月6日~8日
対象年齢:0~12歳
利用料金:無料(事前登録制)
内容:大型遊具コーナー、おままごとコーナー、組み立てあそびコーナー、ベビーコーナー