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富士急ハイランドの「新脱出迷宮アトラクション」今夏開業予定

 富士急行(株)(堀内光一郎社長、山梨県富士吉田市)では、富士北麓で展開するアミューズメントパーク「富士急ハイランド」に今夏7月下旬導入を目指した「新脱出迷宮アトラクション計画」を始動した。

 このアトラクションは、“迷宮”と化した収容所からの脱出を試みるミッションクリア型のウォークスルーアトラクションで、脱出成功確率は限りなく0%に近い数字を目指している。世界最恐のお化け屋敷「最恐戦慄迷宮」で培ったノウハウをもとに、今度はホラーではない“迷宮”を作り出すという同園の挑戦である。

 延べ床面積約3300m²にも及ぶその規模は「最恐戦慄迷宮」を上回る。「最恐戦慄迷宮」同様に“リアル”にこだわって実際の収容所をイメージしており、“本物の脱出”を体験することができる。

 収容所内はいくつかのステージに分かれており、それぞれ制限時間内にクリアしないと次のステージに進むことができず、ステージが進むにつれてその難易度は増していく。もちろん、闇雲に進むだけではクリアできず、「知恵」と「体力」と「運」を使って数々の手がかりを見つけ、様々な罠を乗り越えていかなければならない。

 なお、見事脱出に成功したチャレンジャーには、その栄誉を称えた景品を用意する予定である。

■新脱出迷宮アトラクション概要
 開業日:12年7月下旬(予定)
 所要時間:約5~30分
 定員:24名(予定)
 利用制限:小学生以上(小学生の利用者は大人の同伴が必要となる)
 料金:800円(フリーパス利用可)
 投資額:約4億2000万円
 延べ床面積:約3300m²

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