スク・エニ、業務用「超速変形ジャイロゼッター」を12年夏より稼働
(株)スクウェア・エニックス(和田洋一社長、東京都渋谷区)は、業務用カードバトルゲーム完全新作「超速変形ジャイロゼッター」を12年夏より稼働する。
同ゲーム機は、キッズカードゲーム市場に一大ブームを作り上げた「ドラゴンクエスト モンスターバトルロード」を手掛けたプロジェクトチームが再集結して開発する、新タイプのカードバトルゲームである。
車からロボットに変形するマシンを操り、カードを使用したバトルを行う対戦型のゲームとなっている。テーマである変形はゲーム内だけではなく、車を操作するステアリング機構からロボットバトルを操作するレバー機構へゲーム筐体も変形する、「変形筐体」を実現した。
登場する車も、オリジナルデザインのほか、国内自動車メーカー6社(マツダ(株)、三菱自動車工業(株)、(株)光岡自動車、日産自動車(株)、富士重工業(株)、トヨタ自動車(株))から実在の人気自動車が数多く登場し、ロボットへと変形して熱いバトルを繰り広げる。
また、同ゲームは、漫画、アニメ、家庭用ゲーム、玩具などのメディアミックス展開を行うことが決定している。
漫画は、12月3日創刊した「最強ジャンプ」(集英社刊)にて連載を開始。アニメは、来年テレビアニメで放送予定。ゲームは、ニンテンドー3DS版の開発が決定している。ホビー関連でも、玩具やカードサプライ、ガジェットなどをゲームやアニメと連動して展開する。
また、同ゲームは、12月17・18日に幕張メッセで開催された「ジャンプフェスタ2012」に出展された。スクウェア・エニックスのブースで、アニメーションPVが上映され、主人公や仲間たちの操るロボットの巨大立像の展示や玩具の試作展示、変形筐体のお披露目も行われた。