アドアーズが独自開発のシングルメダル機を他社店舗でロケテ導入
アドアーズ(株)（明珍徹社長、東京都港区）は、同社が独自開発のメダルシングル機を、初めて他社のアミューズメント店で稼働開始した。
アドアーズの店舗は、メダルゲーム運営に定評があり、既存の店舗のメダルゲームコーナーにおいては、「メダルシングル機」を好んで遊ぶコアなメダルゲームファン層を中心に、お客のニーズを反映した運営を行っている。
しかし、近年では、メーカーによる新規機種の登場が少なくなっている。そのような中で、アドアーズは、16年6月から、同社のメダルゲーム運営ノウハウに基づいてコアなメダルゲームファンに支持され、かつ遊びやすさを追求したオリジナルのメダルシングル機の開発を行ってきた。
これにより、メダルゲームを長年運営してきた同社ならではの機能や操作性を追求し、ゲームの消費時間を短縮したりボーナスゲームへの期待度を高める工夫を凝らすなどの独自性を付加した機種を、これまでに13機種開発してきた。その結果、稼働率が他社製品に比べて20％ほど上回る（自社比）など、好調に推移している。
これらのゲーム機は、自社店舗内での提供のみに絞って開発しており、社外への提供は想定していなかったが、今回、(株)マタハリー（山中康敬社長、神奈川県川崎市）の運営する「GAMEシルクハット川崎ダイス店」からの強い要望にこたえる形で、ロケテスト導入を実現したものだ。今後は、アドアーズのルーツであるメダルゲームの運営と提供を継続しつつ、これを機会に外販の可能性を検討するという。
■GAMEシルクハット川崎ダイス店
場所：神奈川県川崎市川崎区駅前本町8番地 ダイスビル地下
