アドアーズがインバウンド需要に向け「外貨自動両替機」を導入
アドアーズ(株)(明珍徹社長、東京都港区)は、インバウンド需要に向けたサービスを拡充しており、その一環として、7月、同社のAM施設に「外貨自動両替機」を導入した。
今回、外貨自動両替機を導入したのは、「アドアーズ サンシャイン店」(池袋)と、「アドアーズ 上野アメ横店」(上野)の2店舗で、サービス開始はいずれも7月15日から。
近年、観光施策の拡大により訪日外国人観光客が大幅に増加しており、さまざまな業種においてインバウンド市場が活発化している。ゲームセンターなどの施設においても、訪日外国人観光客は年々増加している傾向にある。
アドアーズとしても、これに対応するため、昨年10月に外貨両替所事業を立ち上げ、同12月には「アドアーズ秋葉原店」の一角を改装して「アドアーズエクスチェンジ秋葉原」を開設している。
今回は、他のアドアーズ店舗にも誘客するきっかけづくりと、来店した訪日外国人観光客の利便性を向上するため、特に訪日客が多い立地にある2店舗に外貨自動両替機を設置した。
今回導入されたのは、(株)暁電機製作所の「AES-ME1」で、外貨から円への両替のみに対応する。対応通貨は12か国で、米ドル、ユーロ、人民元、韓国ウォン、香港ドル、台湾ドル、豪州ドル、カナダドル、シンガポールドル、タイバーツ、英ポンド、フィリピンペソとなっている。なお、両替上限は日本円換算で10万円で、硬貨の受け入れはできない。
■外貨自動両替機サービス
設置場所:アドアーズ サンシャイン店、アドアーズ 上野アメ横店
対応言語:英・中・韓・日本語
提供時間:10時〜24時45分