タイトーが総合光学機器メーカー「ビクセン」とエンタメで協業
(株)タイトー（石井光一社長、東京都新宿区）は、総合光学機器メーカー(株)ビクセン（新妻和重社長、埼玉県所沢市）と、地域振興支援の強化を目的としてエンターテインメント分野で協業、謎解き×天体観望イベント「Starry Commune」を実施することで合意した。
今回の両社によるコラボは、タイトーのエンターテインメント分野のノウハウと、ビクセンの天体のノウハウを活かして、魅力あるイベントを創出しようというものだ。
タイトーは、地方創生や地域活性化に対応して、「エンターテインメントツーリズム」による地域振興を掲げ、地方の話題づくりやファンづくりの一環として、地方自治体や団体にソリューションを提案・提供してきた。地域のニーズに応じる新たな遊びの提案として、天体望遠鏡で国内シェア一位のビクセン社と協業して、今回のイベントを構想した。
この「Starry Commune」は、星空を見る機会が少なくなった人々に贈る、リアル謎解きゲームと天体観望が合体したエンタメ・ナイトイベントだ。夕方から夜間にかけて開催され、星空や天体にまつわるストーリーの謎解きゲームをはじめとして、飲食を楽しみながらのスターパーティ、ビクセンの望遠鏡や双眼鏡を使った本格的な天体観望を実施する。山形大学が提案した「星空案内人」（星のソムリエ）の資格者や、星に詳しいインストラクターが解説し、星空の楽しみ方を教えてくれる。性別・年齢を問わず、天体への知識がなくても十分に楽しめるものとなっているという。
このイベントは、施設集客を目的とした商業施設での実施や、タイトーが提唱するエンターテインメントツーリズムでの展開を予定しており、地域性を活かして地域の魅力を創出する。
