アドアーズが外国人観光客向けの新サービスを店舗で提供開始
アドアーズ(株)(上原聖司社長、東京都港区)は、既存店舗のインバウンド集客の一環として、マルチリンガルコンタクトセンターサービスや決済システムなどを導入、2月3日から運用を開始した。
同社の店舗では、これまでにも、訪日外国人に向けて店舗内の案内表示を多言語化するほか、英語や中国語などの外国語に対応できる従業員の雇用などの店内環境整備に注力してきた。
今回は、これらに加え、「マルチリンガルコンタクトセンターサービス」を設置、これを通じて、英語、中国語、韓国語、タイ語、ポルトガル語、スペイン語、ベトナム語の通訳を、24時間365日、電話を介して代行できるサービスを提供する。店舗スタッフからの連絡により、オペレータが通訳し、対面しているお客と電話を通じて会話ができるようになる。
また、中国最大のSNSサービス「WeChat」が展開する決済サービス「WeChat Payment」を訪日中国人の来店頻度の高い秋葉原2号店に導入。これは、中国の「WeChat」ユーザーが自分の銀行口座を登録するだけで、オンライン・オフラインのどちらでもショッピングに利用できる決済サービスだ。「WeChat」には独自の「シェイク」機能があり、店頭で楽しみながら情報収集し、販売促進にもつながるという。