東武動物公園「ヒグマの森」が16年春にリニューアルオープン
東武動物公園(埼玉県宮代町)は、3月28日の開園35周年を記念して、クマ舎をリニューアルオープンする。
同園は、2頭のヒグマを飼育中。新クマ舎は「ヒグマの森」と名付けられ、日本最大の陸上動物のヒグマの魅力を引き出す工夫がなされている。
総面積は200m²と旧展示場の2倍の広さで、前面と側面にはガラスビューが設けられ、クマの生き生きとした様子を観察することができる。
「生態」 「接近」 「体験」をキーワードに、クマの大きさや水中での様子など、いろいろな姿を間近で見られるほか、お客が自らエサやり体験をできるスペースも設置されている。
「生態」では、クマのすみかの再現がなされ、大型プールで水辺での行動を見られる。「接近」では、強化ガラスを通して、クマの大きさを感じ取ることができ、立ちあがったときには背比べもできる。また、中央回廊には小窓が設けられ、クマがどこから現れるかわからないという遭遇体験ができる。
ほかにも、飼育係の説明とともにクマのエサやり体験ができたり、エサを通じてクマと間接的にコミュニケーションをすることもできるという。