イオンファンタジー2011年2月期決算説明会を開催
(株)イオンファンタジー(土谷美津子社長、千葉市美浜区)は4月5日、東京・中央区のサンケイ会館で2011年2月期決算発表を行った。
同社の2011年2月期連結業績は、売上高422億245万円(前年同期比3・3%減)、営業利益26億8200万円(同6・7%増)、経常利益26億100万円(同10・7%増)、当期純利益12億5600万円(同11・2%減)となった。
同期は、上半期は売上・利益とも前年を下回ったがおおむね計画通り推移した。特に第2四半期以降重点部門に設定したプライズグループの中でもスウィート部門の売上回復が順調に進み遊戯機械売上を牽引した。
一方下期は、売上、利益とも前年を上回った。特にファンタジースキッズガーデン導入効果による売上回復等により遊戯機械売上が増加した。
なお、今期は5店舗の直営店舗の出店を行った。その結果11年2月期末時点での店舗数は直営320店舗、フランチャイズは3店舗の合計323店舗となった。
来期は営業力強化の観点から昨年実験店舗で成果の上がった、店別品ぞろえの強化を進め、各店舗のニーズに柔軟に対応した販売体制再構築を行う。
これらを踏まえ2010年2月期の連結業績は計画停電等の状況を考慮してレンジ表示となっており売上高407億円~411億円(前年同期比3・7%減~2・7%減)、経常利益24億円~26億円(同7・7%減~0・1%減)、当期純利益9億円~10億5000(同28・4%減~16・4%減)を見込んでいる。