南知多ビーチランド、中部圏初のアシカとイルカのコラボショーを開催
名鉄グループの文化テーマパーク・アミューズメント施設や、カルチャーセンターなどを運営している(株)名鉄インプレス(伊藤博司社長、愛知県名古屋市)は、同社が運営する水族館「南知多ビーチランド」(愛知県知多郡美浜町)にて、9月19日~11月29日まで、アシカとイルカのコラボショー「MARINE HEROS」を開催している。
異なる2種の動物であるアシカとイルカが、コンビを組んで一緒に泳いだり、キャッチボールをするなど、様々なパフォーマンスを披露する。
生物学的に異なる両者を同一の空間で共演させることは、動物同士が警戒して相手を回避したり、攻撃するという行動をとる傾向にあるため非常に難しく、国内でのアシカとイルカの共演例はわずか3施設と少なく(同館調べ)、中部圏の水族館としては初の実施となる。アシカとイルカの警戒心や恐怖心を約9カ月間に及ぶ丁寧なトレーニングによって取り除き、共演を実現できた。「回数を重ねると、ちょっかいを出し合うなど歩み寄り、心を通わせたと感じる瞬間もありました」(トレーニングスタッフ)とのこと。
また、“つながるすいそう”(減圧水槽)を「ふれあいおさかな館」に導入、水槽の横から手を入れても水がこぼれないという特性を利用して、水の中に手全体を入れて魚と触れ合うことができる企画展も開催している。