アドアーズが会員システムをリニューアル、スマホに店舗情報
アドアーズ(株)(齊藤慶社長、東京都港区)は、これまでの会員向けサービスを統合し、新たに「アドアーズ会員システム」としてリニューアルする。
同社はこれまで、メダルゲーム会員を中心に各種会員サービスを提供、累計90万人が登録されている。これまでのサービスは、メダルゲームやプライズ、カラオケ、カフェなどに分かれていたが、今後はこれらを統合して管理体制のスリム化を図るとともに、個別客の利用状況や志向に応じた情報やクーポンを提供し、顧客の来店動機の創出と満足度向上を図る。
リニューアル直後は、メダルゲームのクーポンの配信から開始し、今後は、「メダル×アーケード」「カフェ×プライズ」などのジャンルや業態別のサービスも組み合わせる予定だ。
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アドアーズは、フォーサイドエンタテインメント(株)が運営するスマートフォン向けソーシャルコミュニケーションアプリ「Eyeland」を通じて、地域コミュニケーションを起点とする「O2O」(online to offline)型のサービスを提供する。
「Eyeland」のユーザーアカウントは現在130万人以上。スマホの地図上に掲載した店舗情報を、当該の店舗のサービスやクーポン配信につなげ、既存客だけでなくSNSを通じた新規客の取り込みを図る。