富士急ハイランドに世界初「リサとガスパール」のテーマパーク
富士急行(株)(堀内光一郎社長、山梨県富士吉田市)は、来年7月、フランス生まれの人気キャラクター「リサとガスパール」のテーマパークを世界で初めてオープンする。
このテーマパークは、リサとガスパールの暮らすパリの街並みの中に、メリーゴーラウンドやカフェ、オリジナルグッズを扱うショップ、原画を展示するミュージアムなどが点在し、いたるところでいたずら好きなリサとガスパールに出会うことができるというもの。
「リサとガスパール」は、パリに住む白い体に赤いマフラーを巻いた女の子「リサ」と、黒い体に青いマフラーを巻いた男の子「ガスパール」が主人公の物語。作者のアン・グットマンとゲオルグ・ハレンスレーベンが描き出す独特の世界観と柔らかな質感の絵が人気の絵本シリーズで、2000年から日本でも出版されて12周年、現在までに国内で36タイトルの絵本が発売されており、犬でもうさぎでもない不思議でキュートな仲良しの主人公が人気となって、累計販売数は約190万部となっている。
テーマパークの建設予定地は入園口前で、富士急ハイランドを目的のお客はもちろん、近隣施設を訪れたお客も気軽に立ち寄ることができる。また、隣接するハイランドリゾート ホテル&スパには、「リサとガスパール」をテーマとした客室やレストランも登場。ホテルからパークまで続くエリア一帯を、この独特の世界観とやわらかな質感で彩る。
すでに同社は、12年4月から新東名高速道路「NEOPASA駿河湾沼津」上り線で、この絵本の世界をテーマにしたカフェ「La Café de Gaspard et Lisa」を運営している。常設のカフェとしては世界初で、可愛いスイーツも提供中だ。