志摩スペイン村、来年3月に「フェリスクルーズ」をオープン
三重県志摩市にあるテーマパーク「志摩スペイン村パルケエスパーニャ」では、来年3月1日から新アトラクション「フェリスクルーズ」を導入する。
同施設は、本年1月で営業を終了したアトラクション「アドベンチャーラグーン」の跡地を利用して5月から建設されているもので、伝説の楽園「フェリス島」をボートライドで巡るアトラクションである。
「突然の大嵐で座礁したガリオン船『アルナ号』がたどり着いたのは、幸せのイルカが暮らす伝説の楽園『フェリス島』だった。船員たちは望郷の念に駆られてスペインの風景を島に再現する。をスペインに帰る術がない水夫たちはこの美しい市まで暮らし始める」というストーリーに基づいて、様々な演出が施されている中をボートライドで進んでいく。
四季折々の花と緑で彩られた水上花壇や浮き花壇、白壁のバティオ、18m噴き上がる噴水を始めとする大小33基の噴水、ならびにセビリアの春祭り、牛追い祭り等の情熱的でコミカルなシーンでコースの景観は構成されている。
コースの全長は約170m。1台9人乗りのボートライドで約7分かけて周遊する。ボートライドは9台ある。
また、「フェリスクルーズ」ゾーンに併設して、「チャプチャプラグーン」も開設する。これは、5つの噴水で遊ぶことができる、小さな子供向けの水遊び場である。
ちなみに、「フェリスクルーズ」を中心にしたエリアの面積は、「フェリスクルーズ」が約4950m²。「チャプチャプラグーン」が約560m²。ガリオン船「アルナ号」周辺が約1220m²。このガリオン船は、「アドベンチャーラグーン」の付帯施設としてあったものをそのまま残しており、ウォークスルーで観覧できる。