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バンダイナムコゲームスがキャラと電話する「ボイスワールド」

 (株)バンダイナムコゲームス(大下聡社長、東京都品川区)は、アニメやゲームのキャラクターと電話を使って会話できるサービス「ボイスワールド」の新サービスを開発、7月30日から提供を開始した。

 「ボイスワールド」とは、電話を使ってキャラクターと擬似的に会話をしているような体験ができるサービス。キャラクターからの質問に対する、利用者の回答を音声認識することで、受け答えは分岐・変化する。利用者が電話をするだけでなく、キャラクターから電話がかかってくる機能も搭載しているので、あたかもキャラクターが存在しているかのような感覚を体験できる。

 このサービスでは、音声による電話だけでなく携帯サイトと連動することで、キャラクターからプレゼントが贈られてくるような演出も可能で、コンテンツへの没入感がより深くなるという。サイトのデジタルな視覚と電話で会話する聴覚によるアナログ演出で、現実世界とバーチャル世界を融合させ、コンテンツの世界観へと誘う。

 7月30日に登場したのは、バンダイ発売の「アイドルマスターウエハース2」。ココアクリーム味のウエハースとクリアカードがセットの製品で、専用サイトから会員登録してシリアルナンバーを登録すると13人のアイドルから1人が選ばれる。このアイドルと会話し、親しくなると電話がかかってくるなどの機能がある。

 今後は、玩具やゲームの付加価値を高めるためのプロモーションツールとしての活用のほか、マンガやアニメと連動することでコンテンツのサイドストーリーを体験したり、本編で明かされなかったキャラクターの「気持ち」が聞けるなど、オリジナルストーリーの展開も可能。広く事業展開を目指すという。

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