富士急ハイランド、史上最難関迷宮アトラクション「絶望要塞」
富士急ハイランド(山梨県富士吉田市)に、7月28日、脱出成功確率10万分の1をうたう脱出迷宮アトラクション「絶望要塞」がオープンした。
この「絶望要塞」は、「迷宮と化した巨大な要塞からの脱出を試みる」という設定のミッションクリア型のウオークスルーアトラクションである。「脱出成功確率は限りなくゼロ%に近い数字を目指して」いるというのがウリだ。
ゲストは、完全脱出を目指して要塞内の無数のドアと廊下と部屋からなる「迷宮」や、厳重なセキュリティ、限られた時間との戦いに挑む。要塞は、いくつものステージに分かれており、ステージが進むにつれて難易度もアップする。各ステージには、「隠された手がかり」「どこにあるか分からない扉」などの罠や仕掛けが散りばめられ、闇雲に進むだけでなく、「知恵」や「記憶力」、「体力」、「想像力」そして「運」も要求される。
入場すると、まず証明写真を撮影し、プレショーとして「所長」から「囚われ人」の心構えを聞かされ、グループごとに「独房」に入れられて「脱出」を開始する。時間内に指定された場所に行けなければゲームオーバーで、さまざまな難関に打ちかって脱出に成功すると、その栄誉を称えた景品が進呈される。
富士急ハイランドのウオークスルーアトラクションとしては、「世界最恐」の巨大お化け屋敷「最恐戦慄迷宮」が営業中。これによって培われたノウハウをもとにした「絶望要塞」は、ホラーではない「迷宮」として作られているので、お化けが苦手なゲストでも参加できそうなアトラクションだ。
■脱出迷宮「絶望要塞」
所要時間:約30分~
料金:800円(利用制限は小学生以上。小学生は大人同伴)
延べ床総面積:3300m²